中学1年生~2年生の頃、彼等に熱中している時期がありました。
神戸・大阪で行われたコンサートにも沢山行きました。
そんな中で、1975年3月15日に「神戸国際会館」で行われたコンサートが非常に印象に残っています。
ギタリストの安部俊幸さんが、長い話を聞かせてくれたんですが、
デビュー前のアマチュア時代、財津和夫さんは、既に大学在学中でもセミプロ状態でした。
財津さんは、何の保証もない音楽活動を続けるか?大学を卒業してサラリーマンになるか??悩んでいました。
当時財津さんは安部さんの家で寝泊まりしていたそうですが、ある夜の事、
安部さんはヘッドフォーンで何時ものようにビートルズのレコードを聞いて過ごしていたそうですが、
財津さんはギターをポロンポロンと弾いて、何か作曲している様子だったそうで、
夜も更けて、安部さんが、「財津君、遅いからもう寝ようか??」と声を掛けたら、
「おい安部、俺決めたぜ!!」と財津さんが切り出し、安部さんは、「何が??」と思ったそうですが、
「俺、このまま音楽を続ける、のたれ死にしてもいいや!!俺音楽をやる!!」
「安部、お前も俺と一緒にやらないか??」とバンドに誘い入れたと言うエピソードがありました。
その時財津さんが作曲していた曲がこれ「私の小さな人生」です。
私の小さな人生from the alubum 「魔法の黄色い靴」1972
当日 昭和50年3月15日のセットリスト
夢中さ君に
ハーモニー
道化者
早くおいで
あいつが去った日
魔法の黄色い靴
千鳥橋渋滞
僕のお嫁さん
私のアイドル
歌は生きていた
なくした言葉
アンクル・スパゲティー
僕が作った愛のうた
私の小さな人生
サボテンの花
一本の傘
明日の風
青春の影
(encore)
心の旅
銀の指輪