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今までは、1970年代に購入したカートリッジだけでレコード鑑賞を楽しんできました。

大分以前に書きましたが、その頃買ったカートリッジの針を25年ほど前に

長男坊がハイハイしていた頃に、全部折ってしまいまして・・・その後20年ほどはレコード聞けず・・・

そんな時、ふと思い出しました。「針を折られたカートリッジは3本やけど、確かもう1本あったはず。」

しかし見つかりません。「どこやったかな??ひょっとして実家に置きっぱ??」で

実家を探して見つけ出し、20年振り位にレコード聴き始めました。それが5年ほど前です。

昔買ったカートリッジは、買った順番に シェア(USA)91ED \19,400、エンパイア(USA)2000EⅢ\17,000、

オルトフォン(デンマーク)VMS20E \27,000、DENON(日本)DL109D \22,000でした。

見つかったシェアだけが健在でしたが、その後DENONの交換針を社外品で見つけて購入し、

使えるカートリッジは2個体制になっていましたが、シェアを買ったのは多分40年ほど前、

針はオリジナルのままです。これはすごく針圧の軽いカートリッジで、良いのですが、

針圧が軽いのが仇となって、ちょっと反りがあるレコードで針飛びする欠点があります。

DENON109Dは当時からお気に入りでして・・・私、ひねくれ者でしてね・・・

定番と言われる物を避けるところが御座いました。当時の定番はシェアV15TypeⅢでしたが、

これより安いもので、これを超える音を目指してました。

109Dに純正交換針が入手出来ていれば、今でも平気で使い続けていたと思いますが、

社外品の針と、40年前のオリジナル針のシェアを使い続ける事に若干の不安もあり、

現行品を1個買い足すことにしました。

それが写真のDENON DL110と言う高出力MCタイプで、

販売開始がCDが発売されて以降の1983年、CDの普及で一旦販売終了したようですが、

1996年に再販開始!!1983年当時が\11,000、再販開始時で\14,000、

現在の販売価格は、\24,000になっておりますが、70年代のものと比べても

リーズナブルな価格です。肝心な音は文句なしですね。

現行品とは言え、デビューからは33年経ってます。

今後針交換が無事に出来るという保証はないのですが、

ず~~と販売して欲しいですね。

おそらくDENONは、現在のラインナップに昔から売っているカートリッジ以外、
新発売したカートリッジは無いと思います。
なので、開発費用ゼロの従来型だけをお安く販売しているんでしょう。
他メーカー製の新製品だったら、現行販売価格の倍から3倍位の価格でしょうね・・・
そりゃ~~レコードが最近見直されている、売れているとニュースになりますが、
それでもおそらく全盛期の1/100以下でしょう・・・もっと低いかな??
レコードプレーヤーやそれに付随するパーツの売れ行きなんかは、たかが知れています。
昔の1/100しか売れないなら、昔の100倍の値段を付けないと、同じ売上上がりませんからね・・・
そりゃ~~開発費は掛けれないし、昔ので通用するならそれで良しですよね!!