2019年08月
危険運転の抑制?
新型ジムニー JB64はトルクが無いとお嘆きの貴方に!!
新型ジムニーのJB64Wは、ノーマル状態でエンジンパワーとタイヤ外径がバランスしており、
リフトアップ、タイヤの大径化(当然重くなります)等で、エンジンパワーの不足を感じるようになります。
残念ながら未だ解析が難しいようでフルコンピューターのようなスープアップが行えず、
サブコンや吸排気系パーツくらいしかない状況・・・
そこへ、ノーマルコンピューター対応のハイフロータービンが登場しました。
コンピューターがノーマルなので、当然ブースト等もノーマルです。
当然最大出力時に吸入できる空気量も余り多くなりませんので、
最大出力のアップは僅かです。それでも6%ほどは上がってます。
問題は、ターボが仕事を始める低速から中速域での仕事です。
ノーマルのカタログ値はトルク9.8kを3500rpm時に、出力64psを6000rpm時に発生させています。
ターボの開発元の実測データー(AT仕様 3速固定 ダイナパック計測)で、
ノーマルのトルク10.3kを3127rpm、出力60.9psを6425rpmで計測していますが、
これをハイフローターボに変更すると、トルクが13.4kで回転数は最も低い2890rpmで!!
出力は64.8psを6324rpmで計測しているようです。
実測トルクでも30%、カタログトルク値だとそれ以上のアップ率ですよ!!
ノーマルタイヤのAT仕様にも試乗しましたが、かなりトルクフルでしたね!!
写真は手前がハイフローで、奥が純正品です。