私は基本的に、デジタルサウンドよりもアナログサウンドの方が好きだと大分以前に書きました。
アナログプレーヤーは高校生の頃から使っている物をリファイン??しながら、
しかもカートリッジの変え針が純正で入手出来ずに、社外品で頑張ってきました。
対するデジタルは、30年近く使ったCDプレーヤーを更新して、随分と良い音になりました。
そんな環境で、色んな少変更をしながら、少しでも音質向上を目指し来ました。
ケーブル関係や電源ケーブル関係を全てプロケーブル推薦品に変更(と言っても安いですが)
スピーカーケーブルもWE復刻版と、ベルデン1860の2種類(どちらも太さは同じ18GA)を用意して
微妙な違いを感じつつメインシステムにはベルデンを採用して、細かなセッティングを煮詰めて来ました。

WE復刻版18GA(2.5mペアで\7,000)

ベルデン1860 18GA(2.5mペアで\1,400)
共にメッキのより線で出来ています。プロケーブルさんでは片側2mでの使用を推奨していました。
これを購入時に、何となく余裕を見て2.5mで買ってありまして、そのまま使用し続けて来ました。
最近は、圧倒的とも言えるレベルでアナログプレーヤーの方が音がよく、
「やっぱりアナログやな!!」と、中古レコード店に通う事を楽しみにしてきました。
現行システムではもう小細工による音質アップネタも底を着いたような状況で、
「そう言えばこのケーブル2mで使う事が推奨されていたんや」と思い出し、
どれほど良くなるのか??と先日各チャンネルから50cm切断しまして、
色んなレコードを引っ張りだして、どれほど良くなったか!!と聞き入りましたが、
「何か、音がはっきりした感じやけど、劇的には変わってないな・・・」と納得し、
なにげにCDをプレーしてビックリ!!
「ええっ!!全然違うやん!!何となくとかのレベルやないで!!」
またもやアナログ Vs デジタル の音が接戦になりました!!
こんなことなら最初から推奨の2mで使ってれば良かったやん!!
でも不思議ですよね!!たかだかスピーカーに電気を流すいわば電線です。
それも同じ使用中の電線でも、2mで鳴らすのと、2.5mで鳴らすのでこんなに音が違うんですから、
50cm長さが変わって何が変わるんですか??電気抵抗がいくら変わります??
こんな事で、別に連載している飛んでもなく高額の電線が登場するんでしょうが、
たかだか電線ですから、こんなものに何万円も出す気にはなりません!!
私の場合、機材よりもレコードやCDにお金を出す方が納得出来るんですが、
それも最近はジャズのオリジナル盤とかはLP1枚(勿論中古品)が10万円オーバーとかしてますからね・・・
これもわけわからん世界です・・・確かに50年以上前の物ですから骨董品としての価値が出てくる??
のかもしれませんが、そんな高額のレコードを買うと、もったいなくてプレー出来ないでしょう・・・
私は機材もレコードもガンガン使いたいだけです。ローコストになるべく良い音で!!
高額オーディオに興味が有る方は、泥沼にハマる前にこちらを見て下さい。
100%信用する必要はありませんが、大いに参考になる事があります。