2008年07月

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 何時も本を買う近くの本屋さんは売り切れ?でしたので、ちょっと離れた大型店舗で買いました。
表紙の「特急かもめ」時代のC57 11を見ただけでも涙ものです。この機関車は、このブログの静態保存SLの所にアップしてありますが、昭和31年の東海道本線全線電化により余剰となった大型機C59が大量に九州に投入されるまで、九州管内で「特急かもめ」専用機として、磨き上げられて使用され、C59投入後に、どうした事か近畿管内に転入、山陰・播但等で使用され、現役引退後は兵庫県の豊岡に静態保存されている機関車です。

 付属DVDには中央西線のD51の模様が収録されております。これまたこのブログによく登場する中津川機関区で撮られた映像が多く、給炭台、給砂塔、ターンテーブル等、思い出深いものです。残念なのは走行音がアテレコであることですが、当時の8mmフィルムであることを思えば充分楽しめました。不思議なのは、あれほど重連仕業が多い路線の走行映像なのに重連が登場しない事ですね。

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 勿論、普通こういう写真を接写とは言いません。
ただ近くで撮してぶれているだけです。でもこの写真では判らないと思いますが、これは機関車が迫って来ているのではなく、バック運転で目の前を通過、遠ざかって行く所を後追いで撮した写真です。
 ですから機関車とその後ろに繋がった貨車のほんのちょっとの隙間を狙ってシャッターを切った証拠写真です。面白い事に機関士さんは私の方を見ています。近くに居たから危ないと思って気遣ってくれたのでしょうか??実はこの機関士さんのカメラ目線の写真が他にも沢山あります。(カメラ好き??)

1973,8,12 倉吉線 関金付近 C11 261(米子機関区所属)

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 やっと通り過ぎましたが、先ほどまでバケツをひっくり返したような雨と酷い雷が約一時間程続きました。今頃は大阪辺り???

写真は嵐の直前 携帯DE撮影

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 昔の蒸気機関車のネガの中に、時々当時撮った全然違う物が写っている場合があります。
フィルムが余った時に、早く現像に出したくて手当たり次第撮影した記憶があります。この写真もそんな中のものです。当時飼っていた雑種犬「レオ」です。

 この犬はモデル顔負けで、カメラを向けると写真のようにポーズをとり、シャッター音でポーズを変えると言うプロ並みの技量を持ち合わせておりました。この二枚は連続撮影です。

 でも番犬としては・・・・・

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 大分以前にもアップした事がある写真です。言わば嫌な思い出の写真なんですが、さすがに20年も経てば嫌な事はどんどん薄らいで行きますね。

 蒸気機関車以外の鉄道写真ですと何の問題も無く撮影出来たはずですよね??でも蒸気機関車の写真を写す時は如何に煙を吐いている迫力ある写真を撮るか??を考えます。当然駅の発車とか峠越えの登り勾配では思いっきり煙を吐きますので、そう言うポイントで撮影します。このポイントは山口線最大の峠越え「田代峠」に向けて、篠目駅を発車、峠に向けて必死に挑む重連??です。
 この写真の構図、ちょっと手前と奥の山陰で明暗差が出てしまいましたが、この季節ですと仕方ないです。重連もこの日だけでしたし、選びようもなしで構図は文句無し??としましょう。シャッタータイミングもバッチリ決まりました。フィルムもコダックのコダカラーでISO64ですからかなり厳しい条件だったはずですが、露出も大丈夫!!

肝心の煙も申し分ないだけ吐き出されております・・・
これで風がなかったらかなり「お気に入り」の写真になったはずですが・・・・

1989,3,21 山口線 篠目~仁保 SLやまぐち号 9522レ C56 160+C57 1重連
ミノルタα7700i+AFロッコール35~105mm 40mmで撮影
コダック コダカラーISO64 f4 1/125sec.

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