2007年03月

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今月発売になった4X4マガジン社発行の4X4&SUV GUIDE BOOKのドレスアップ4X4スペシャルのページに掲載するために撮った一枚です。
はっきり言って車の完成と締め切りがギリギリで全く余裕無し!!なのでロケーションも適当です。
本来はもっと四駆らしい写真を掲載したかったんですが・・・

2007,2 神戸ポートアイランドにて EOS55+EF70~200mm f2,8L USM RDP

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勿論狙って撮ったわけではありません。当時は自分の影が映り込んでしまったことを残念に思ってました。今は面白い写真になったと思っています。
この日は前日の三江北線でのC56の撮影の後江津駅に夜遅くまで居て、夜行急行のさんべ3号に乗りました。山陰本線を西進して夜明け前に滝部着。当時唯一となったD51の客レを撮影するためのスケジュールです。場所を決めてカメラをセットしたのは夜明け前の薄明かりの中、D51が来る頃丁度夜明けの時間と重なり前からの写真はもろ逆光となってしまいました。(これは又後日)
用意したもう1台のカメラを手持ちで振り向きざまに写したのがこの写真です。完全に順光ですね。まだまだ考えが浅かった頃です。

1974,8,30 山陰本線 滝部~長門二見 D51 256(長門機関区所属)
ペンタックスS2+タクマー50mm トライX ISO400

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本日の震災関係の記事に合わせて・・・
大分以前にアップした関西本線加太越えのD51です。
D51のプッシュプルによる貨物列車です。ここ加太は25‰の連続上り勾配で有名です。
一両で1000t貨物を牽引出来るD51も25‰での牽引定数は約1/3の350tです。そうするとちょっと長めの貨物列車は全て補機が必要となり、柘植での切り離し及び中在家信号所でのスイッチバックを使用した入れ替えに都合が良いように、重連ではなく後部補機となります。
本務機D51 944+後部補機D51 885(共に奈良機関区所属)
1973,2,11 関西本線 関~加太 フジカコンパクト35 ネオパンSS

今日はどうもSLねたをお話する気分になれないので、もう少し震災の事を続けます。
このブログを見に来て下さっている方の多くがカメラ好き、写真好きの方だと思うのでお話させて下さい。
私も同じく写真、カメラ好きです。それはお解りだと思います。しかし阪神淡路大震災の当時、全く写真を撮ろうなんて思いませんでした。当然目の前には非日常の風景が広がり、とんでもない景色ばかりを目にしました。でもそれは被写体ではなかった・・・
暫く月日が経つと、そんな神戸を一目見ようと不自由な交通手段の中、観光客の方が来るようになりました。被災地へ来てバシバシ写真を撮って帰ります。当社へも遠く東京方面からお見舞いに見える商売関係の方が多数来社下さいましたが、そんな中にもカメラで撮って帰る方がいらっしゃいました。
こんな事をどうお思いですか?せっかく来てくれる方です、観光客はお金を落としてくれるんだからありがたいと言う考えもありました・・。私はどうも自分の身体の傷口を写真に撮られているようでちょっと悲しかったです。
その後、自分の中でこれらの風景が風化するのがマズイと思い報道写真を集めた写真集を買いました。

昨日、ブログをアップして数分後地震の揺れを感じました。
12年と2ヶ月程前、阪神淡路大震災を体験している者としては人事では有りません。
今大変な事は充分判っております。私も当時「どうせ仕事にならないから、店閉めてボランティアをする方が良いかも?」何て思ったりしましたが、実際には瓦礫でオイルパンを突き破ったり、タイヤがパンクしたりと自動車のトラブルで走り廻りましたが・・・
神戸と能登・・遠いですが、揺れ始めから振幅をキャッチしました。
阪神淡路大震災の震源地北淡町から、私の自宅までは数キロしか離れておりません。活断層は神戸側から東に方向を変え、西宮からは北上し宝塚までが被災地でした。私の自宅からは北淡町はほぼ南、西宮は東となります。それぞれに距離が違います。
すると本震以降の数百回に及ぶ余震は全て方角や震度が違う訳ですが、これが判るようになりました。揺れ方による距離、振幅の方向等です。
昨日は揺れ始めから遠いことは直ぐ判りました。東方向と言うことも・・遠いのに揺れが判るのは地震が大きい事を意味します。直ぐにテレビを見ました・・・
もしこのブログを見ている方の中からボランティアへ行かれる方がいらっしゃいましたら、「ご苦労様です、有り難う御座います。どうぞよく手伝ってあげて下さい。」人の手程ありがたいことはないです。
私は行くことは出来ません。励ます事はできますが、経験者としてはよく分かっています。励ましは非常に嬉しいしありがたいことでしたが、最後は自分次第だという事です。冷たいと言われるかも知れませんがそれが現実でもあります。

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